ＮＨＫの受信料を払わないといけないのか？ということがよくニュースになっていますね。
ＮＨＫをぶっ潰す！集金に来たひとを追い返す方法！などの動画もよく出てますね。
しかし、最近はＮＨＫに限らず、テレビを見ない人も多いらしいです。全くテレビ見ない人もＮＨＫの受信料を支払わなければいけないのでしょうか？
ＮＨＫとは
ＮＨＫとは、日本放送協会のことをいいます。Ｎは日本の「に」、Ｈは放送の「ほ」、Ｋは協会の「き」です。
ＮＨＫは、フジテレビなどの他の民間のテレビ局とは違い、公共放送と呼ばれるものです。
どういう違いがあるかというと、公共放送は視聴者から集めたお金でテレビ番組の制作などをすることに対して、民間のテレビ局はスポンサーを募ってＣＭを流すなどして集めたお金で、テレビ番組の制作をするという点です。
そのため、ＮＨＫはテレビ番組の間に、ＣＭが流れないのです。
なぜNHKを作ったかというと、スポンサーからお金を貰うとスポンサーの有利な内容のテレビ番組になったり、事件を起こしても悪くいいにくいので、公平・中立なテレビ番組が作れるようにするためです。
受信料を支払う義務とは？
だれが、NHKなんて作ろうとしたの？受信料払うなんて嫌なんだけど？と疑問に思う人も多いと思います。
NHKは放送法という法律を根拠にしています。つまり、法律は選挙で選ばれた国会議員が作るので、日本国民のうちNHKを作ろうと思った人が多かったということですね。
そして、放送法には、
「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」というルールがあります。
簡単に言うとテレビを持ってる人は全員NHKと契約して受信料を払ってね！ということです。
日本国民の多くの人が納得して作ったルールなんだから、守って下さいね！ということになります。
ＮＨＫの人が家に来ても追い返せばセーフ？
ここで、放送法のルールを見ると、「契約しなければならない」とあることから、受信料の請求に来た人を追い返せば、契約書を書かなくて済む、つまり、受信料を払わなくて済むと考える人がいます。
実際、追いかえして、払わなくて済んだという人もいるようです。
しかし、NHKから裁判を起こされると負けてしまいます。裁判を起こされると契約書にサインしなくても、受信料を払わなければいけなくなるんです。
なぜなら、テレビを持っている以上、NHKと契約して受信料を払わなければならないというルールがある、そのルール違反を裁判所は認めないからです。
どうしても、NHKの受信料を払いたくない人は、テレビを買わない、持たない方法しかなさそうです。
さいごに
今の時代テレビ以外にも情報を得る手段は無数にあります。放送法が作られた時とは時代が変わっています。そうすると、みんなの意見がNHKは要らないということになれば、ルールが変更されるかもしれません。
他方で、家にテレビがなくても、もしかするとＮＨＫはネット配信をして、スマホなどで見れる状況であれば、受信料を請求してくるかもしれません。
皆さんはNHKは必要と思いますか？不要だと思いますか？
その意見を将来選挙の投票に行って反映させましょう！
