ソシャゲのガチャ!無料で頑張ってても、ついついやっちゃうよね。
直ぐにウルトラレアが出たらいいけど、全然出ない場合あるし、Twitter見ても、全然当たってる人いないし!
こんなのサギじゃないの?
「FFBE幻想戦争」でスクエニに措置命令!
消費者庁が、2021年6月28日、ソシャゲ「FFBE幻影戦争」の有料ガチャに景品表示法違反(有料誤認)があったとして、スクエニに措置命令を行ったというニュースがありました。
スクエニ等のミスで、ソシャゲ「FFBE幻影戦争」で記載されていた輩出率・提供割合とは実際に違う輩出率・提供割合になっていたというものです。
消費者庁?景品表示法違反って何?
消費者庁というのは、国の組織の一つです。
役割としては、日本国民が生活する中で、企業にダマされたり、不当な扱いを受けてないように企業を監視するというものです。
そして、企業が不当なことをしていた場合、消費者庁は、その企業に対して改善命令などを出します。
どのような場合に改善命令を出すのかを決めたルールの1つが「景品表示法」(けいひんひょうじほう)という法律です。
ルール違反をわざとしていた場合や悪質な場合には、罰金を命じることもあります。
優良誤認とは?
ルールの中には、優良誤認(ゆうりょうごにん)、つまり、実際提供しているサービスよりもいいサービスのように見せて、国民をだましてはいけないというルールがあります。
実際には違うのに、自分をよく見せて、他人をだますのは良くないという考えからこのルールが作られました。
今回のソシャゲでいうと、実際の排出率・提供割合と、アプリに記載されていた輩出率・提供割合が違っていたので、まさに、「実際には違うのに、自分をよく見せて、ユーザーをだましていた」として、優良誤認だと判断されました。
ルール違反なので、今後このようなことが起こらないようにしっかりしなさい!と消費者庁がスクエニに怒ったんですね。
ただし、今回は、どうやら、スクエニ側に悪意はなく、悪気のないミスだったということで、罰金の支払までは命じられていないようです。
もし、ソシャゲの提供割合に疑問を感じたら?
自分の欲しいモノが当たらなかったというだけでは、それは偶然かもしれません。
でも、Twitterなどで情報を集めても、誰も当たっていない、割合的に当たっている人が少ないと感じたら、もしかしたら、「優良誤認」の可能性があります。
そのような場合は、消費者庁にクレームをいいましょう!もしかすると、「優良誤認」かもしれないよ!と言うのです。
消費者庁が調べてくれて、今回のようにルール違反が見つかるかもしれません。