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鉄道運輸規程が改正されました。令和3年7月から鉄道会社による乗客への手荷物検査が認められました。

改正のきっかけ

改正のきっかけは、平成30年に起きた東海道新幹線での乗客死傷事件です。
乗客3名がなたで切り付けられた凄惨な事件です。
これを受けてすぐに鉄道運輸規程が改正され駅構内、鉄道への「不要な刃物の持ち込み」を禁止しましたが、それをチェックする術がありませんでした。そこで今回、手荷物検査を行えるように改正したようです。

手荷物検査の方法

手荷物検査といえば、学校の生徒指導の先生から「かばんの中を見せろ」と言われてしぶしぶ開ける。そんなイメージですね。
この改正で実際にそのような手荷物検査もできます。
しかし、日々多くの人が利用する鉄道。それを一人ひとりにしていたら、みんな学校や会社に遅刻しちゃいますね。
実際は、ボディスキャナーや場合によっては危険物探知犬の巡回等で対応するようです。
また、すべての駅で日常的に実施するわけではなくて、オリンピックとか大規模なイベントが行われるときに実施する模様です。

手荷物検査を断ったら?

手荷物検査に応じない場合、その乗客に対して車内や駅構内から退去を求めることができます。
なので、なぜか怪しまれて駅員さんに手荷物検査を求められたら応じた方がよさそうですね。

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