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先生
本当に怖いのは偏見で判断する人!

最近、ウーバーイーツで外国人の方を多く見ることがありますね。
ウーバーイーツの配達員約20万人のうち、1割の約2万人ほどが外国人労働者のようです。

そして、最近、ウーバーイーツが外国人の不法就労を助けているということで、書類送金されたというニュースがありました。
不法滞在や不法就労は犯罪です。
このような犯罪をしている外国人は、怖い人なのでしょうか?悪い人なのでしょうか?

不法滞在ってどういうこと?

外国から日本に来るためには、パスポートと飛行機のチケットを持っていればいいわけではありません。
日本国からの在留許可、つまり「ビザ」が必要な場合があります。
日本国と信頼関係が厚い国の場合は、日本での滞在が90日以内で、お金を得る活動をしないという条件で、「ビザ」がなくても、パスポートと飛行機のチケットさえされば、日本に来ることができます。例えば、台湾、韓国、オーストラリア、イタリアなどの外国人は、日本に来る場合、ビザは不要です。

そして、ビザにはいくつか種類があります。
何を目的として日本に来るのか?という基準で分けられています。例えば、観光を目的とするのか?日本で実習をするためにくるのか?留学なのか?転勤なのか?などです。

それぞれの目的に応じて、日本に入国することを認めていいかを日本が審査することになります。
そして、日本に来ることを認めるよ!という在留許可を出す場合にも、日本にずっといていいよ!というわけではなく、3ヵ月や1年、3年など期間を限定することになります。それ以上長い期間日本にいたい人は、期間の経過後に再審査を受けて下さい。ということになっています。

このようにして、日本に外国人が来るためには、審査があって、日本に入れる期間、日本での活動などに条件を付けて許可が出されるのです。

不法滞在とは、このような許可を取得せず秘密で日本に入国してきた人や、許可されている期間が経過したにもかかわらず再審査を受けずに日本に留まっている人、許可の際に条件とされた活動以外のことをしている人などのことをいうのです。

技能実習生と不法滞在

外国人が日本に来る理由の中で多いものが、技能実習生として日本で知識や技術を学ぶというものがあります。例えば、農家や食品加工工場で働きながら知識や技術を得て、外国に帰ったときに、その知識や技術を自分の国で生かそうという場合です。

ただ、現実としては、知識や技術を学ぶというのは表向きの理由で、「給料の高い日本で働きたい」「日本で稼いで自分の国いる家族に仕送りしたい」と考えて、日本に来る外国人も多いそうです。
日本側も、「外国人は給料が安くても働いてくれる」「嫌な仕事でもやってくれる」ということで、本当の理由がわかっていても、外国人の受け入れをしているところも多いようです。

そして、このような場合「A会社」「B工場」など働く場所が決められていて、その場所だけで働くなら、ビザを発行するという条件が付けられます。つまり、決められた場所以外で、働くと、許可に違反していることになります。

そして、決められた場所とは違う場所で働いたり、ウーバーイーツで働いたりすると、条件違反として、不法滞在や不法就労になるのです。
条件、ルール違反なんて、とんでもない人だよね?決められた場所で働くって言ってたから日本に来ること認めたのに、おかしいよね?

でも、もし、
朝から晩まで安い賃金で働かされたら?
初めに言われていた労働条件と実際が全く違っていたら?
仕事がなく、給料出せないといわれたら?

外国人の中には、飛行機のチケット代や仕事の紹介料として借金をしてお金を支払ってまでして、日本に来ている人もいます。
朝から夜までずっと働かされたり、危険のある仕事をやらされたら、嫌になるもの当然です。

簡単には自分の国には帰れません。
しかし、生きていくためにはお金が必要です。

そこで、決められた働く場所から逃げ出し、違う仕事を探すことがあるのです
しかも、これは1人2人ではありません。多くの外国人が逃げ出している現状があります。

怖い人かどうか

確かに、ビザの条件に違反している人の中には、怖い人もいるかもしれません。
しかし、生きていくためにやむなく逃げ出した人もいるかもしれません。職場の社長から殴られたりひどい扱いを受けた人もいるかもしれません。働く予定だった会社がつぶれてしまったり、給料が払われなくなった人もいるかもしれません。

法律違反であることは間違いありませんが、その人がどのような状況におかれ、どのような事情を抱えているのか考えなしに、怖い!と思うのは偏見ですね。
不法滞在という結果だけを見るのではなく、不法滞在の理由まで考えなければいけません。

偏見をなくし、真実は何か?ということを突き詰めていってください。

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