中学生や高校生の多感な時期には、異性を意識し始めます。そして、えっちな話にも興味を持ち始めます。
男子も女子もです。
学校の教室でも友達同士でえっちな会話をすることもあるでしょうが、みんながみんな興味を持っているわけではありません。
人によっては、「気持ち悪い」と思う人もいます。
人を不快にさせるえっちな会話を教室内でしてもいいのでしょうか?
逮捕された人もいる?
えっちな内容の会話をして逮捕された人がいるって知ってますか?
鳥取県の41歳の男性が、携帯電話ショップの女性店員に対して、「胸を触らせろ」「ボインちゃん」などとえっちな言葉を投げかけたことで、逮捕されたというニュースがありました。
なぜ、この男性は逮捕されたのでしょうか?
迷惑防止条例とは?
今回、この男性は迷惑防止条例違反という罪に当たるからです。
条例とは、みんなが住んでいる地域がそれぞれが独自に作っている法律のようなものですが、内容は似ているところが多いです。
人に迷惑をかけてはいけないというルールを決めたのが、この迷惑防止条例です。
電車で痴漢した人も、このルール違反ということで逮捕されています。
迷惑防止条例においては、公共の場所で、人にめちゃくちゃ恥ずかしい思いをさせるような言動をした人は、6か月以下の懲役、50万円以下の罰金というルールが決められています。
携帯電話ショップもみんなが立ち寄る公共の場所で、いきなり知らない男性から「胸を触られろ」「ボインちゃん」なんて言われたら周りの目もあるしめちゃくちゃ恥ずかしい思いしますよね。
だから、このルールに違反するとして、逮捕されたんです。
学校の教室の会話でも捕まるの?
学校の教室で、同じようなえっちな会話をしても捕まらない可能性が高いです。
なぜなら、学校の教室というのは、決まった人たちしかいないので、「公共の場所」とはいえないからです。
なので、例えば、男子から「胸大きいね!」と言われても、逮捕してもらうことはできないでしょう。
ただし、学校の先生たちは、教室内の環境をより良くする責任があります。
ですので、学校の先生に相談して、学校の先生たちが「教室内でえっちな会話は禁止」というルールを作ってくれれば、ルール違反として、停学など処分があるかもしれません。
なので、困っている場合には、まずは先生に相談しましょう。
さいごに
えっちな会話は好きな人もいますし、嫌いな人もいます。
嫌いな人の中には、気持ち悪くなって、学校に行きたくないとまで考える人もいます。
人を傷つけようとは思っていなくても、嫌な思いをする人がいるのであれば止めておきましょうね。
逮捕されないから、やっていいというわけではないです。