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先生
自分のブランドを守るためには登録が必要!

Youtubeを中心に活動していた「レペゼン地球」というグループが解散しましたね。
でも、同じメンバーで「Repezen Foxx」っていう会社を立ち上げて、活動を続けるみたいです。
一部では、解散詐欺では?という話もありましたが、DJ社長が本当の解散理由を明らかにしました。

どうやら、「レペゼン地球」という名前が使えなくなって、レペゼン地球という名前でライブ活動や新曲出せなくなった!ということが解散の真相のようです。

自分たちの作ったグループなのに、自分たちのグループ名が使えなくなったってどういう意味でしょう?

グループ名とは?

芸能人は芸名を付けたり、グループ名を付けたりして活動することが多いですね。
これは、芸名やグループ名をブランド化するためでもありますね?

例えば、高級ブランドの「ルイヴィトン」「エルメス」「グッチ」などがわかりやすいと思います。
「ルイヴィトン」と言えば、あのデザインで憧れの財布やバックが思い浮かびますね?
「ルイヴィトン」の商品は、いい商品という印象ありますよね?

これが、ブランドの価値です。
その名前が出れば、その名前に対する良いイメージが思い浮かびます。
だから、芸名やグループ名というは大切なんですね。

商標権とは?

芸名やグループ名は大切なところですが、もし、全く知らない人が自分の名前やグループ名を勝手に使ってたらどう思いますか?それで、勝手にお金を稼いでいたらどうしますか?
自分が築き上げてきたイメージを壊されたら、どうしますか?

もちろん、許せないですよね。
日本の国も、そんなことをさせないためにルールを作っています。
商標法(しょうひょうほう)という法律です。
芸名やグループ名などのブランドを国に登録しておけば、商標権という権利を与えますという法律です。
商標権という権利を持っていると、その名前を自分以外の人が使っている場合は、使うな!使うのを止めろ!と言えますし、名前を勝手に使って商売をしている場合は、損害賠償だ!と言ったりできるようになります。もちろん、誰かがその名前を使いたいと思った場合は、お金を貰って名前を使うことも許可できます。

特許情報プラットフォーム「j-platpat」というインターネットサイトで、登録されているものを調べることができます。
今回問題になっている「レペゼン地球」で検索すると、「Life Group株式会社」という会社が商標権を持っていると書かれています。ここにDJ社長の個人の名前が書かれていれば、DJ社長が商標権を持っていることから、これまでと同様レペゼン地球という名前で問題なく活動できたのでしょう。

しかし、「Life Group株式会社」が権利者ですので、揉め事が起こったようです。

会社は誰のもの?

「Life Group株式会社」に、DJ社長も所属していたようですが、会社の株は別の人が持っていたそうです。
会社は株を持っている人が、社長を決めたり、経営の判断をすることができます。
ですので、株を持っていなければ、会社が持っている権利やお金を自由にできないのです。

DJ社長は会社の株を持っていなかったことから、会社が持っている「レペゼン地球」という名前を使う権利を自由にできなかったようです。
そして、会社の株を持っている人とトラブルになったようです。

さいごに

芸能界は大きなお金が動くのでトラブルも多いと聞きます。
ただ、法律のルールは芸能界だけではなく、日本に住んでいる人皆にかかわることです。
もちろん、あなたにも関係あることです。
将来、会社を作って社長になるかもしれないし、大金持ちになるかもしれません。
その時、法律の落とし穴にはまらないよう、しっかり、日本のルールを知っておきましょうね。

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