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先生
先生がしっかりと熱中症対策しないといけません。

みんな、好きなスポーツを選んで部活やクラブに入ります。
初めは少し興味があったぐらいでも、やっていくうちにドンドン、ハマっていくこともあるでしょう。
でも、運動部だけではなく、吹奏楽部など文科系の部活でも厳しい練習があることも多いですね。
夏の暑い時期にも、精神力を鍛えるために、厳しい練習を指導する顧問の先生もいるでしょう。

ある中学校のバドミントン部の1年生女子が部活中熱中症で倒れ、脳梗塞(のうこうそく)になったとい う事故があり、裁判になったことがありましたので、紹介します。

中学1年生の女子が体育館でバドミントンの試合形式の練習をしていたときに、突然、頭が痛くなり、救急車で運ばれました。病院で診てもらうと、熱中症が原因で脳梗塞になっているとのことでした。病院に通院を続けましたが、左手が震えるなどマヒの状態が残ったようです。中学1年生の女子は保護者と相談して、学校側に責任を求める裁判をしました。

裁判では、学校は、日本体育協会の「熱中症予防指針」というルールにもとづき、熱中症予防対策をすべきだったという判断を裁判官がしました。
学校側、つまり顧問の先生は、体育館の中の温度が高くなっていたら、休憩させたり、水を飲ませたりして熱中症にならないように配慮すべだったということです。
でも、実はこの中学校の体育館には温度計がなかったため、体育館の温度がどのぐらいになっているのか顧問の先生も知らなかったようです。
もちろん、知らなかったからしょうがないというわけではなく、温度計を置いておくべきだったのに、学校が置いておかなかったから、学校が悪いという結論になっています。

顧問の先生の言う事を聞くことも大切だけど、自分の体は自分で守らなければいけません。
まずは、体育館に温度計があるか確認してみましょう。もしなかったら、熱中症の対策できてないよって教えてあげてください。

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