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先生
亀梨和也君たちが出演していたごくせんが再放送決定しましたね!

「不良」と呼ばれる少年たちの、喧嘩あり、友情あり、胸が熱くなるストーリーありの青春ドラマは観ていて楽しいものです。

ドラマの中でも主人公が学校を停学させられたり、次に悪いことをしたら停学だ!と言われてるシーンをよく見ますね。
でも、たまに悪い教師が生徒たちに嫌がらせで、停学だ!退学だ!と言ってるシーンも見ます。
停学や退学をする権限あるんでしょうか。

学校に関するルールとしては「校則」があるのはみんな知ってるかと思います。
実は、「校則」以外にも、「学校教育法」という法律も学校のルールになっているんです。
そんな法律見たこともないし、全然知らない。というのが普通だと思いますので、少し説明します。

学校教育法では、校長先生や教師は、生徒たちに懲戒(ちょうかい)を加えることができる。というルールを決めています。懲戒というのは、悪いことをした生徒に罰を与えるということです。
罰ってどんなもの?
例えば、先生は生徒を怒ったり、叱ったりします。これも懲戒の一つです。校長先生や教師は、生徒たちを怒ったり、叱ったりすることが法律で認められているんですね。反省文を書かせることもこの懲戒の一つになるかと思います。

でも、体罰を加えることができない。というルールも決めています。
例え、生徒が悪いことをしても、愛のムチであっても、殴ったり、蹴ったりすることは法律で禁止されています。どんなけ悪さをしても体罰はダメなんです。

でも、怒られるぐらいだったらまだいいけど、停学や退学になると親バレしたり、将来不安になったりするよね。生徒にとっても、不利益が大きいです。
だから、停学や退学という厳しい懲戒処分をするとき、法律は生徒を守るために、教師にもルールを決めています。

生徒をルールを説明しますね。

1 停学や退学を決めるのは校長先生に限定していること
停学や退学を最終的に決めることができるのは校長先生だけです。校長先生以外の教
師は、停学や退学を勝手に決めることはできません。校長先生が停学にしない、退学に
しないと言っているのに、勝手に教師が決めても従う必要はありません。もし、停学
だ!退学だ!と言われたら校長先生に相談してみましょう。
2 退学させられる理由は決められている。
4つの理由以外で退学をさせることはできません。なので、嫌がらせや好き嫌いで退学
させることはできません。
①日頃の行いが悪く、改善の見込みがない場合
②学力が低く、成業の見込みがない場合
③正当な理由なく出席ができていない場合
④学校の平和を乱し、生徒としてのあるべき姿に反したこと
3 公立の小学校と中学校は退学させられない。退学は高校から。
公立の学校の場合、義務教育の小学校、中学校は退学させられません。退学させられな
いからと言ってもちろん悪さをしていいということではありません。
ただし、私立の学校の場合は、退学させることができます。退学させると公立の学校に転校することになるでしょう。
4 小学校と中学校は停学にはできない。停学は高校から。
公立であると私立であると問わず、小学校と中学校では停学はできません。
停学は高校からになります。

以上のようなルールが学校にはあります。このようなルールを知っているとこの学校は私立かな?校長が認めないから停学にはならないでしょう?という違った見方でドラマを見ることができます。

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