またまたユーチューバー逮捕
またユーチューバーが撮影関連で逮捕されました。成人でもないのに、東京都杉並区の成人式に侵入し、それを撮影し投稿していた模様です。私文書偽造・同行使と建造物侵入の疑いで逮捕されたようです。
文書偽造ってよく聞くけど・・
文書偽造って言葉をよく聞くと思います。偽造って何かというと、「文書の名義人と作成者の同一性を偽って文書を作成すること」です。むず。要は、自分はAさんじゃないのに、「Aさん」って名前とかを書いてその書類を作ったのはAさんなんだと思わせるような書類を作ることです
今回のユーチューバーは、入場券を忘れたというウソをついて、入場券の再交付申請書に架空の氏名、生年月日、住所を記入したことが文書偽造という犯罪に該当すると判断されています。これだけ聞くと、偽名を使ってなんか書類に書いちゃうと、全部文書偽造にあたりそうですが、そうではありません。
偽名を使うと偽造なの?
偽名を使っても、全部が全部、文書偽造になるわけではありません。
たとえば、ファミレスの予約のときに書く紙。あれに偽名を使って書いても文書偽造にはなりません。「ベジータ」って書いても、「ねずこ」って書いても、その場で名前を呼ばれるのを待って入店するわけです。名前を書いた人と自分とを偽っているわけではないのです。
ホテルの受付表もそうです。住所、名前を記入する際に、偽名を使おうが何をしようが、その書類を書いたのは僕ですといえれば問題はないわけです。ただし、ホテルの受付表に関しては、旅館業法で別途刑罰がありますので、ほんとの名前を書かないと前科者になっちゃいますのでご注意ください。