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双子の兄弟、姉妹の定め方

現在は、先に産まれた子を兄姉、後に生まれた子を姉妹ということで決まっています。根拠となるのは、1874年(明治7)12月13日に出された太政官布告です。「双生児・三つ子の出産の場合は、前産を兄姉と定む」とそこには定められています。
ちなみに、今も太政官布告が出された12月13日は、双子の日とされています。

ん?後で産まれた子が兄姉では?

ん?後で産まれた子が兄姉になるのではないか?と思われた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
そうなんです。太政官布告が発令されるまで、後に産まれた子を兄姉とする運用が慣習上されていたケースが多いようです。
その理由は、兄姉であれば、先に母体の中に入った奥の方にいるはずである、という考えらしいです。今から考えるととんでもない発想ですね。この100年150年で医学って進歩したなぁと思いますね。

帝王切開による場合は?

帝王切開による場合も先に母体から取り出された順序で兄姉と弟妹が決まります。帝王切開は通常、お腹の下の方を横に切り、下にいる子から取り出すようですので、自然分娩の場合と兄姉と弟妹の序列は同じになりそうですね・・

時代の流れと法律・・

法律は言葉が定められており、その解釈は時代背景や科学の進歩によって変わります。その当時普通の慣習でも、科学の進歩などでそれがとんでもない常識だったとされることもあるわけです。
今から100年後200年後、今は当然とされている法律上の解釈だったり、慣習が、全く非常識なものになることもあるんでしょうね。
いろいろと長い目でみて考えてやっていきましょう。

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