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先生
犬を捨てるのは犯罪!何とか犬を助けてあげよう!

テレビドラマを見ていると、ダンボールに犬が入れられていて、「誰かこの子をもらってください」という書置きがされてるシーンがあります。
実際にも、犬や猫などのペットが捨てられているところ、見たことある人もいるんじゃないでしょうか。

かわいそうに思って、家に連れて帰っても、親からマンションだから飼えないって言われたり、どうしようもないときもあります。
テレビドラマでは、飼い主が見つかったり、飼い主が見つからずに自分で飼うことになるシーンがありますが、現実は厳しいものです。

そもそも、ペットを捨てることは法律違反です!
もちろん引越など何らかの事情でペットを飼えなくなることはあります。
しかし、ペットを捨てると、動物愛護法(どうぶつあいごほう)という法律に違反し、1年以下の刑務所生活や100万円以下の罰金を払わなくていけなくなります。
ペットは生き物だからです。
どんなにやむを得ない事情があっても、捨てていいわけはありません。

動物愛護法では、飼い主がわからない犬や猫は、動物管理センター等が一旦引き取り、新しい飼い主を探さないといけないというルールがあります。
でも、実際は、多くの犬や猫が飼い主が見つからずに止む無く殺処分されています。

では、捨てられてる犬を見つけた場合どうすればいいんでしょうか。
まず、重要なのは本当にその犬が捨てられたか、です。
もしかすると迷子になってるだけかもしれませんし、飼い主も探してるかもしれません。

今は、SNSでどんどん情報が拡散できる状況ですので、飼い主を探してみましょう。
また、警察も飼い主探しに協力してくれるので、相談してみよう。

もし、どんなけ探しても飼い主が見つからない場合は、本当に捨てられたのかもしれません。
その場合、家族に相談して飼ってもいいんでしょうか?
ここで注意しなければならないのは、「遺失物横領罪」(いしつぶつおうりょうざい)といって、もし飼い主が探してるのに、自分の犬にしちゃったら犯罪になるということです。もちろん、飼い主が見つかるまで飼うことは問題ありませんが、飼い主が見つかったら返さなければなりません。
悲しい気持ちになりますが、諦めざるをえないところです。

他方で、もしずっと飼い主が見つからなければ、捨てられたということですし、あなたが飼い続けても問題ありません。
もちろん、飼い主を一生懸命探したり、警察に相談することは必要です。

大切な命が失くなってしまわないように、誰か飼ってくれる人を見つけ出しましょう。

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