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先生
お給料が手元にくるまでに色々抜かれていくんだね~

「時給1200円」「月給20万円以上」などお仕事を探す際には、給料も気になるところだと思います。もちろん、仕事の内容ややりがいも大切ですが、給料も大切です。
しっかり、お給料のことを知っておきましょう。

お給料に関して、「額面(がくめん)はいくら?」「手取りはいくら?」という会話を聞くことがあります。
「額面」とは「額面金額」の略称で、簡単にいうと会社が提示した給料額のことです。
「手取り」とは、現金手渡しの場合は、受け取った金額、銀行口座への振り込みの場合は、振り込まれた金額のことです。

重要なのは、額面=手取りではない場合があるということです。
会社が提示した給料額と受け取った給料額が違うということは、給料の一部がどこかに抜かれてしまっているということです。例えば、会社が提示したお給料が20万円なのに実際受け取ったお給料が17万円ということはよくあることです。

では、給料の一部はどこに抜かれていってるのでしょうか。
これは、法律で決められたルールに基づいて、抜かれていってるのです。

所得税、住民税、雇用保険料、厚生年金保険料、健康保険料といったものを、お給料の額面から抜いていくというルールです。

所得税というのは、お金を稼いだ人に対してかかってくる税金のことです。
住民税というのは住んでいる地域をよくするために住民が支払う税金のことです。
雇用保険料というのは、会社を退職したときに失業手当を貰うため等の国の保険です。
厚生年金保険料というのはお年寄りに支払う年金のためにみんなが納めるものです。
健康保険料というのは、病気になったときに保険証を出せば病院費用が安くなる国の保険です。

お給料から勝手に抜かれるのは嫌だけど、みんなの生活のために、よくなるために抜かれているものなので、我慢しようね。

でも、やっぱりお金が減っていくのは嫌だよね。
もし、みんなが、家族の扶養(ふよう)に入っていてて、1週間に20時間未満のアルバイトとして月8万8000円より少ない金額のお給料だったら、お給料から一切抜かれないみたい。そうすると額面=手取りになるから、安心だね。

アルバイトをするときには親や先生、バイト先の店長・社長に相談して働き方を決めた方がいいかもね。

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