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女の子
心霊スポットめぐり大好きなんです。暑くなってきたし友達と行きたいなー

先生
うーん、その気持ちわかるけど、色々注意してね。

女の子
うーん、その気持ちはわかるけど、色々注意してね。

先生
もちろん幽霊もだけど、いろんな法律に違反する危険もあるんだよ。

そろそろ夏の季節ですね。暑い夏にはひやっとする肝試しや心霊スポット巡りが大好きって人多いよね。

だけど、色々なことに十分注意してやってくださいね。法律の世界で思わぬ落とし穴がいっぱい存在するんです。

今日はそんな注意点をみていきましょう。

肝試しの落とし穴

夏になると肝試し、夜に友達と集まって、「あの心霊スポットにいってみよう。」なんて言ってみんなで地元で有名な心霊スポットに突入するなんてことも多いよね。

こんな楽しい肝試し、でも、注意しないと、たくさん法律の世界には落とし穴があるんだ。楽しい楽しい友達との時間が、警察に補導されて、人に迷惑もかけて、お父さんやお母さんに大目玉をくらうはめになるかもしれないよ。場合によっては、学校にまで連絡されることがあるかもしれないよ。

深夜に外に出ちゃだめ?

20歳になっていない未成年者は、条例(都道府県が決めているルール)で「深夜徘徊」(しんやはいかい)をしてはいけないってことになっているんだ。

「深夜徘徊」っていうのは、深夜に、あてもなく外をうろうろするって意味なんだ。心霊スポットに行こうとしていたんだから「あてもなく」といえませんなんて言い訳は通用しないから気を付けてね。「あてもなく」とはいえませんと言い訳できるのは、通学の帰宅途中くらいかなと思っておいた方がいいよ。

じゃあ「深夜」っていったいいつからいつまでなの?って思うよね。中学生の場合と高校生の場合で「深夜」とされる時間帯が違うからここも注意をしよう。あと、条例(都道府県が決めているルール)によっても「深夜」ってされる時間帯は色々なんだ。

例えば、大阪府では、中学生の場合は20時より遅いと「深夜」となるよ。一方で、高校生の場合は、23時より遅いと「深夜」になる。

つまり、中学生は、20時以降に、外をフラフラ歩いていると補導される可能性があるんだよ。高校生の場合は23時以降ね。

肝試しや心霊スポット巡りは、夜にすることが多いと思うけど、この時間だけはちゃんと守ってね。

心霊スポットが廃墟?

「閉鎖された病院に幽霊がでるんだって。」「あの山の中にもう誰も住んでない一軒家があって・・」みたいな感じで、肝試しに向かう先が廃墟なんてこともよくあるよね。いざ現場にいったら足がすくんで、「お前が先に入れよ。」なんて押し問答をしたことがある子も多いんじゃないかな。

でも、その前にストップ。絶対にそこには入らないでね。

なんで?って思った子もいるだろうけど、入るだけで「犯罪」になっちゃうんだ。

その廃墟の前に、たとえば「立入禁止」って大きな看板が立っていたり、誰かがロープを張って入らせないようにしているとき、「住居等侵入罪」って犯罪が成立してしまうんだ。これは刑法って法律に定められている犯罪で、違反したら重い罪が課されるよ。

じゃあ、「立入禁止」って看板がなければ入っていいのかっていうとそうじゃないんだ。廃墟になって、だーれも管理していない建物等に勝手に入るのも「犯罪」なんだ。ずばり「廃墟等に進入する行為」を「軽犯罪法」って法律が犯罪ですよっていってるんだ。

だから、どっちみち、犯罪にあたるから入ったらだめなんだ。

結局のところ、建物だとか、敷地だとか、そういう心霊スポットには、行っちゃダメということなんだよ。

もちろん、誰もが立ち入ることのできる場所、たとえば公園だったり、川だったりはこういう犯罪が成立することはないから安心してね。

ただ、肝試しや心霊スポット巡りで行く場所って暗くておっかない場所が多いよね。そういう場所には、変な人が出没することが多いから、みんなの危険を考えたら、行くことは結局おすすめしないかな。

夏の遊びは他にもいっぱいあるよね。みんなで花火をしたり、水辺で遊んだり。せっかくの楽しい夏休みだから、安全に、楽しく過ごしてね。

結論
深夜徘徊で補導されることがある。
心霊スポットと呼ばれる場所に入るだけで犯罪になることがある。
暗い場所には、生きた怖い人が出没する可能性が高い。
金を払わされたりする。

先生
安全に、人に迷惑をかけることなく、楽しい夏の思い出を一杯つくってね。
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