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先生
大阪市内で今年4月~11月までの間に飲食店3533店が廃業したようです。去年に比べて約3割も増えているとのことです。コロナの影響もあるんでしょう。

お店をするには、家賃、人件費など、毎月何十万、何百万の費用がかかります。月々の固定費です。あとはお店を開店するにあたって銀行からお金を貸してもらっている場合、その返済も必要となります。

自粛要請もあってお店を開けられない、開けても客はこない、収入がない・・でも家賃だったり返済だったり、毎月毎月、支払の期限が迫ってくる・・

経営者や従業員の方は本当に大変です。もしかしたら、これを読んでくれている子のお父さんやお母さんが実際に飲食店の経営者だったり、従業員だったりって場合もあるかと思います。

どうしてもお金がなくて、お金を支払えない、借金を返せない、そんなときに自ら命をたつという最悪の選択をされる方も少なくありません。

しかし、そんなときこそ、少し立ち止まって、冷静に考えてほしいわけです。借金をどうにかする方法はいろいろあると気づいてほしいわけです。

その中で有名なのが「自己破産」っていう手続きだと思います。「自己破産」は自分のプラスの財産を集めて支払えるだけは支払いを済ませて、借金を免除してもらう手続きです(正確には、自分の財産は一部手元に残せます。一方で、借金が免除されない場合が一部あります。)。つまり、自己破産すれば、これまで毎月迫ってきた支払期限から解放されるわけです。

自己破産すると、いわゆるブラックリストに載ってしまうので、しばらくの間、ローンとかを組めません。あと警備員など一部の職業につくことができなくなります。でも、自己破産しても、例えば、選挙権がなくなったり、家族に迷惑をかけたりすることはありません。

真面目で義理堅い人は、なかなか自己破産という選択に踏み切れません。お金を貸してくれた人に迷惑をかけたくないと思うからです。

もしも、お父さんが、お母さんが、コロナでお店が開けられなくて、借金を返せないって深刻に悩んでたら、みんなで一声かけて助けてあげてください。

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