周りの友達がブランド品を持ち始めたり、彼氏からのプレゼントを持っていたりすると、自分も欲しくなってしまいますよね。
他にも、推しのアイドルのグッズを買いたかったり、コンサートに行きたかったりと欲しいものがいっぱいで欲しいものは尽きないと思います。
でも、お小遣いでは、欲しいものは全部買えない。
簡単に稼げる方法はないかなぁと思ってネットで探してみると、下着が高く売れる?という情報が目に留まるかもしれません。
でも簡単に稼げる仕事って怖くない?本当に問題ないの?
そこのところを説明してみます。
青少年育成条例って何?
みんなの住んでいるまちには、青少年育成条例というルールが定められています。
まちによっては、青少年健全育成条例という名前のところもあります。条例って何?という疑問もあるとは思いますが、法律と同じような意味だと思ってください。つまり、まちに住んでいる人のルールです。
例えば大阪では、この青少年育成条例というルールで何人も、青少年から下着を買ってはいけないし、売ってほしいと言ってはならない。と決められています。
そして、これに違反した場合、30万円以下の罰金という刑罰があります。つまり、前科が付くのです。
買う方だけでなく、売る方もだめなの?
青少年育成条例では、青少年から下着を買った人に罰を与えるという内容になっています。
つまり、下着を買った人は前科が付くけど、売った方は無罪?犯罪じゃやないの?ということでしょうか。
確かに、青少年育成条例では下着を売った側に対する罰は定めていませんので、下着を売ること自体は犯罪にはなりません。
でも、少年法という法律で、犯罪をしていなくても裁判所から呼び出されたり、鑑別所に入れられたり、少年院に入れられたりする場合があるんです。これを虞犯(ぐはん)といいます。
難しい漢字ですが、未成年者は、犯罪をしていなくても、社会的・倫理的にダメなことをしている場合には、鑑別所に入れられたりする場合があるんです。
もしバレたらどうなる?
下着売ったぐらいで鑑別所に入れるわけないじゃん?ってか、バレないし!って思っている人もいるのが実際だと思います。
でも、もしバレた場合最悪どうなるか想像してみてください。
ちなみに、未成年者は、なかなか最悪の状況を想像できず、ノリで色々やって失敗をしてしまうので、そんな未成年を守ろうというのが青少年育成条例、少年法です。
親バレした場合
もし、下着を売っているのが親バレした場合、親はどう思うのでしょうか。
これまでどおりの親子関係を続けられますか?
きっと親からの信頼を失ってしまうし、これからもまた同じことをしないかと厳しい目を向けられるかもしれません。
学校バレした場合
もし、学校にバレてしまったら、最悪の場合退学になるかもしれません。
もちろん、学校の先生がみんなに言いふらすことはしないでしょう。
でも、内申書に書かれるでしょうし、先生からも厳しい目を向けられるでしょう。
彼氏・友達バレした場合
いじめの対象になるかもしれませんし、うわさ話が好きな人から、「あの子援助交際もしてるらしいよ?」など自分がしたこと以上のうわさを流されるかもしれません。
仲が良かった友達も離れていくかもしれませんし、カレシに振られるかもしれません。
最悪の場合、転校しないといけない状況に追い込まれたり、近所にもバレた場合、家族で引っ越ししないといけなくなるかもしれません。
どうですか?下着を売ってお小遣いを稼いだ結果、こんなことになったら、、、止めておいた方がいいですね。
もっと大きなトラブルになるかも。。
それでも、1回キリなら大丈夫でしょ。と思ったり、実は1回したことあるけど、余裕だったよ。という人がいるかもしれません。
でも、それは運が良かっただけです。
先ほど、話しをしたとおり、下着を買う側は前科が付くかもしれない犯罪をしているわけです。
それでも、下着を買いたいと思う人は、法律なんて守らないはずです。
例えば、下着を買った人から、自宅を調べたよ。学校にバラすよ。嫌だったら、裸の写真送ってくれるよね?会ってくれるよね?
と言われた場合、どうする?
下着を売っていることをバレたくないので、親や学校、警察にも相談できないよね。
それを分かってて、下着を買った人はあなたを脅してるんだよ。
もし、裸の写真を送ってそれが拡散されたりしたら、もうネット上から写真を消すことはできないかもしれません。
下着1枚売っただけなのに。。と思っても、もう遅いんです。
2 バレた時のリスクが大きすぎる
3 大きなトラブルに巻き込まれるかも
本当に【簡単】に稼げる商売かな?